S.H.フィギュアーツ ディケイド




僕の運命は必ず10度目に立ち上がったその時に――
記憶を失った門屋士が変身する仮面ライダー。
失った記憶と自らの居場所・そして世界を救うために9つの世界を巡る旅に出る。
その正体は世界征服を掲げる大ショッカーの大首領だった。
だが部下に裏切られ仲間に拒絶され全てを失ってしまうが絶望の淵から立ち上がり
再び世界と妹のために戦うことを誓い全ての仮面ライダーを集結させての最終決戦へと挑んだ。





装着変身系列のフィギュアもついに10年目に突入!
15歳以上大賞の商品は放送中には出ないと思われていたがまさかの発売。
箱もマゼンタカラー(ピンク色)となっているが帯はついていない。クウガにはついてたのにね





中身。黒い手首を手に取った瞬間「また流用か?」と思ってしまった。





例によって箱の横にテープは無し。そんなにこのシリーズやばいの?





ディケイド前後。
気になるって訳ではないけどマゼンタの色が箱とも違うしなんか違うね。






塗装は問題なし。脚も太く細さは感じさせない。
脚が太いと最低3000円代。黒一色の脚やカブト勢のように何体も流用が可能だと2600円代。
NEWT勢の最初の安さ釣った魚(特オタ)に餌はやらない、というわけか





ディケイドライバーの各平成ライダーの紋章はない。
DGの技術は間に合わなかったようだな・・・





今回最大のパッシングを喰らっている顔の分割線。確かにこれは酷い。
対処法として「パッケージの箱を詰める」「HDM等と変える」などなど。
パッケージ削るのはフィギュアを箱に仕舞ってある俺からしたらやっちゃいかんし
HDMとかも首繋がってるし俺じゃ切り離す技術は無いしな。せいぜいカッターくらいだw







だが角度を変えるごとによくなっていく。1枚目がベストだな。





パッケージ裏のやつは分割線ないのに商品だとあるのな。
だがこのパッケージの奴だと顔が似てないんだよな。
結局途中で公開されたやつが一番良かったという





肩の可動は45度確保



脚の可動はクウガみたいなもんだけど太い足が邪魔してるからであって実際の素体はクウガ以上カブト以下って感じ。





厚紙に印刷された仮面ライダーカードも付属。
無くしちゃうおっちょこちょい用に各2枚付属。
チャック付きの透明袋に入れている俺に死角はいっさいなかった。
FARが付くのはコンプリートでかな。もし殿がアーツ化したらFARブレイドも

ちなみにディエンドのカードが入ってた!と言う報告例も。
明らかに同時進行で工場で進めているようだがわざわざ発売日をずらす、ってことは
最初にディケイドを売った後でまた出荷してディエンドも買わせようということか。
まあ俺のようにレビューしているやつからすれば発売日ずらしてくれるのは大変助かるわけだがな。
特にディケイドやディエンドのように絡ませる奴が多いと大変だし





ライドブッカーは各3形態がそれぞれ付属。





ブックモードは腰につけられる。
電王のデンガッシャーもそうけどこの手のやつを付けると可動が制限されるから俺は付けないな。





カードは置く事はできるけど畳むことはできない。途中で止まっちゃう。





アタックライド
スラッシュ                                 ブラスト









ポーズ集。
武器が可動型ではなく独立しているので造型もいい





「決着をつけようか」





ファイナルアタックライド
ディディディディケイド!






必殺技・ディメンションキック
FARが決め技のために多様していないとはいえ未だに無敗なんだよな。









世界を渡る毎に次々とカードの力を取り戻して行きネガの世界突入時点では全ての力を取り戻した。
1話で力が失われていたのは士の記憶とカードが連動していたからかね?





「こいつが人の笑顔を守るなら、俺はこいつの笑顔を守る!」
「あんた一人に戦わせたら、あの人が笑ってくれない!」



クウガの世界。物語の先陣を切る話でもあり人気の高いクウガを一番手・さらには滅びの現象も起きたりとかなり迫力のある世界だった
「全ライダーが出て来るんだから最初はクウガ!」って思いも合ったんだろうけど、スタッフも気合入ってたんだろうなぁ





「うおおおおおおおおおおお!!」「ぐあああああああああああっ!」





「はああああああああああっ!!」





クウガゴウラムとのFAR。ガミオがないのは仕方ないとしても食玩でいいからゴウラムは確保しておくべきだったか。
以下、やられやくはシザース





「だがワタルは信じる者のために戦える。それが王だ!王の資格だ!」
「だけど倒します。僕は王です!」



キバの世界。決して本編の焼き直しではない奥深さが。見れば見るほど深い





FARでは倒しきれずダブルライダーキックで締め。ワタルが途中から敬語になってくれたのはすごい嬉しかった。
「行くぞ」にも「はい」で応えてくれたし





「この手で相手の手を握ることが出来る。そん時は俺達は弱くても愚かでも一人じゃない」
「今は・・・僕達がチームだ!!」



龍騎の世界。純粋に楽しめたのはここらへんまでかもしれない
ミラーワールドでライダー死んだ時はあせったけど、死亡ではないらしいので一安心したな





リュウキドラグレッダーとのドラゴンライダーキック。CGの進化を感じたな。
唯一俺が再現できるものの一つでもあるw
正確にはリュウキドラグレッダーの方が全体的に小さいっぽいけど。





ちなみにガンバライドだとキックではなくライドブッカーソードモードで突っ込む攻撃に





「この男が働くのは、金の為でも、ランクを上げるでも無い」
「エースは給料もエース級だぜ。会社サイコー!」



ブレイドの世界は突っ込みどころが多くてなぁ。
あくまで別人物とはいえ放送終了してから伝説になった?キャラたちが出てきてくれたのは良かったけれどストーリはちょっとね





FAR・ブレイドブレード。これはさすがに再現できんがな。
この一撃で鎌田までやられるのはね。どっちかを倒して残った一体をダブルライダーキックで倒して欲しかった。
ベタでもラストはライダーキックで倒して欲しいよな。
そう考えるとキバの世界は実に良かった





「ちっぽけだから・・・守らなくちゃいけないんだろ!!」
「だから僕は守ると決めたんだ・・・由里ちゃんの夢を」



ファイズの世界。大樹に持っていかれた感が強いけど台詞の重みがすごい。
劇場版含めてファイズのオマージュやってたなーって思うよ。
だからこそ大樹に持っていかれて残念。タクミのキャラも薄くなっちまったしなぁ・・・





笑うな、頑張ったんだぞ!!
聞いた話によると「FFRを買うよりは・・・」って人には食玩のファイズブラスターやキバアローがジャストサイズらしい
まあFFRもそろそろ投売りだろうけどなwwwwwwww





「ショウイチ、これがお前の本当の力だ」
「俺は人間だ!」
「守ってみせる、俺も!」



アギトの世界。装着変身G3−Xは持っていないのでまんまクウガを。
オルタリング召還音声は興奮する。ユウスケも活躍したし無難にまとめた話かと。
今回は意味合いが違うとはいえ「俺は人間だ!」が出てきたのはびっくり。
さすがに当時の要潤を神にした一言「もういい・・・もういいだろっ!」は出てこなかったが。
数年前まで「かなめじゅん」を「ようじゅん」と読んでいたのは俺一人でいい
後「人間は我々が守る」も嬉しかったな。どの世界のアンノウンや闇の青年も人間を愛しているのだと証明されたし。
こいつらは大ショッカーに強力はしないだろうと思ったけど出ていたという。





ポピニカのマシントルネイダーでも2体乗っけるのは厳しいかな。
当然FFRではさらに無理だろう。アタッチメントのおかげで安定性はあるはずだけど





まさか本当に乗っけられるとは思わなかったんだぜ





「できる!最初は人のイメージでもお前の中にちゃんとお前がいるはずだ!」
「く〜!どうせやるならしっかりやれ!」



電王本編と完全リンクの電王の世界。結局イマジンたちの性格に違和感があったのは分からないままだった。
ジークを返したのはカブトの世界に行く前、ということらしいな。





「ああ、大体事情は分かった!ハアーッ!」
「あっバカ!こいつは敵じゃない!」
「嘘ぉ・・・」
「何やってんだよこの野郎・・・!」
「あ、いや」
「俺は主役だぞぉ・・・」
「貴様ら・・・ふざけるなぁ!」



これはすげえやりたかったwww
こうゆう時モモタロスが発売されてて良かった、と思うよな





これまた完全再現できるFAR。クウガは脚の形だけでもゴウラムっぽく
FFRデンオウの方を買うならフィギュアーツ買った方がいいね。装着電王持ってない人は別だけど。
これ以降、超電王に出てきたモモは常に「デンオウモモタロス」なのかな?
超電王の映画も最後はお偉いさんが頭下げて健くん呼んできてくれ





ちなみにこれ、ある程度寄り添っているモモのおかげもあるとはいえ本当に逆立ちしているのである。
アギトの時といいこれといいフィギュアーツには驚かされるw





「お前はこの男の足元にも及ばない。虫けらだ」
「大切な真実はそれだけだ。お前は俺が守る、隠れてろ」



俺的にクロックアップが舐められまくったカブトの世界。
だけど最初からあの士がソウジの事を認めていたりかなりカブト本編の天道に気を使って立てていた感はある。
そのソウジも士といい勝負をしていたソウを一蹴したりと戦闘技術はディケイド世界観でも間違いなく1位2位を争うレベル
妹を庇うシーンも良かったな。「隠れてろ」ってのもすごく優しくて気に入っている
カブトの扱いも良かったしかっこいいしでお気に入りの世界。





まともに音声は使われてなかったしレバー戻したたけでライダーキックの音声だったり、
この構図も予想できてそれほどかっこいいとは思わなかったけど見返すとめちゃかっこよく見えるんだよなぁ。





「やるんだアスム。このままじゃヒビキの魂まで失われるぞ」
「正しい心で鬼の力を制御できるなら、鬼となって俺を倒せ」



響鬼の世界。台詞選ぶのはかなり苦労したな。正直ミスマッチだった
見て分かるように明らかに大樹とアスムのお話だし。これはディエンドが発売されてから絡めるべきだったか
だけどデビットヒビキも好きだな。





音激鼓は持っていないので安くなったらまっさきにFFR響鬼買おうかな。
アカネタカは当時出ていた200円の食玩のやつで全8種類。
一つ一つに音激鼓のパーツが入っていて全部集めると完成する、ってものなんだけど結局3個しか買わなかったんだよな。
当時中学校3年生の財力じゃそんなものだが





ついに揃った10人の平成仮面ライダー!
それぞれのライダーにそれぞれのヒーローが!





1番好きな作品はやっぱりクウガかな。今見るとCGとか甘いところがあるけどやっぱり面白いよ
2位はブレイド。前半は不評だけどそれなりに楽しめたし後半の勢いはかなり面白かった
この年から特オタになっていた分も相まってさらに盛り上がった
3位はカブト。後半は平成ライダーの特徴の犠牲になってしまったかもしれないけれどやはりかっこいいしキャラも立ってて面白いよ。
後半ギャグに走ってもここぞという時は決めてくれたし。
だけどパーフェクトゼクターの多様はいくら宣伝とはいえあざと過ぎたな





4位は龍騎。初のカードライダーかつ主人公死亡という衝撃を残した作品。
初めて龍騎サバイブになった時は燃えた!
5位は電王。腐向けの要素はあったが後半のドラマは並みの平成ライダーを越える程複雑で楽しませてもらった。
この頃からバイト始めて電王の装着集め切ったのは良い思い出


6位はディケイド。最初は良かったけれど後からお祭りだからといって調子に乗りすぎたな。
素直に各世界3話で最後をディケイドの世界(仮)にして劇場版に繋げればよかったものを。

7位と8位はファイズにアギト。これは殆ど同着。
どっちもバトルシーンかっこよくてストーリーがダメって感じ。
脚本家を考えれば妥当だが・・・





9位は響鬼・びりっけつはキバ。響鬼は「変身!も「ライダーキック!」もないから受け入れられなかったな。
ライダーとして見るのではなく「音激戦士」として見れば戦闘シーンも良かったけどやはり「仮面ライダー」として見ると無理だった。

キバはデザインがよくてもストーリーが全然受け入れられなかった。
最初の4話までは面白かったんだけど後々明らかに辻褄が合わなくなっていくストーリー、ライブ感では済まされない設定やその場しのぎ等。
最強フォームも明らかに使う相手を間違えているし必殺技を使っても倒しきれない敵が何体も。
とても歴代最強威力を誇るライダーキックには見えない演出・描写。
なのに電キバ・劇場版・ディケイドキバ世界など番外編やパラレル世界に限り出来がいいとかもう訳分からんわ・・・





ちなみに俺のディケイドのボールジョイントは個体差の影響が激しくて右手のジョイントが外れる外れる。
外れたら手首とジョイントを離してジョイントを腕に付け直すという地道な作業を続けた
だが撮影のために何時間も弄っている内に治った!治った時すげえ嬉しかったわ。





レビュー中何度も出てきたカードはネットで拾った画像を印刷したもの。
撮影してアップで乗っけると粗がキツイけど現実で普通に見る分には全然OKな出来
ちょっとでちゃうけどライドブッカーにも仕舞える





「全てを壊し、全てを繋げ!」」
以上歴代最長のレビューとなったディケイドでした!
装着変身から集め続けた人に向けた最高最大のライダーだった。
集め切った人は絡める幅が格段に広がるわけだしな。
俺が集めたのは装着変身だけだけど集めた人は当然FFRも買ってるしクウガのビートチェイサーからずっとバイクも買っているはずだし。
10年の月日は長いし全部買えた人はそうはいないけれど買えば買う程遊びの幅が広がるライダーであることには変わりは無い。





俺のレビューも装着龍騎コンプ・ほぼ集めきった装着のレビュー終了・ディケイド発売により平成ライダー10人集結!とまた一つの「節目」を迎えたわけだ。
同時にこの撮影スペース=勉強机にも感謝しないとな。
勉強机だから光もあるし奥行きはそんなないけど幅はあるからかなり助かった!
足が金属パーツのばっかり立たせてるから随分傷付けたりしたけどこれからも頼むよ!





締め画像。FAR10枚並べてみたいけどさすがに無理だ。
だがクウガ・アギトはあるので繋げることはできる。


確かに分割線などの突っ込みどころはあるけれど遊んで内に全然気に入らなくなっていくよ。
並べて撮影して遊んでると本当に時間を忘れていく。
今思えば3000円台も納得。量販店で買えば2000円だしね。
限定連発したり雲行きがめっちゃ怪しいフィギュアーツだけどこのディケイドは遊びの幅が広がるし良いものだ。
燃え・萌え関係なく全てのフィギュアと絡ませられるしな。
これまで特撮・ライダー関連のフィギュアに手を出したことがない人にも是非オススメ。
萌えフィギュアに1万使うよりは安いぞ。
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